2017/06/13 00:24

2か月ぶりのブログを。


撮影の日程がきまり、新しいコレクションの発表ももうすぐです。
気分転換?に書きたかったことをすこし
書こう書こうと思っていたのだけど、(もう半年〜一年前から)SNSやってるとblogの存在をうっすら忘れてしまいますね。
一昨日ひとつ本を読み終わったことをきっかけに、あの話を書こうと思い出した今日。


・・・・
「本格小説」という本を読んだ、みたいな話は前にもここで書いたかもしれない。

とにかく素晴らしくって、読み終わった後にこの本の話を誰かとしたい、とずっと思っていた。
仕事柄たいして人に会わない私には話す人がいなくって、
(スタジオ同居人のこんちゃんは多分私が想像してる以上に本の虫なのだけど、この本のことはしらなくて。)
いつか誰かにこの本をプレゼントして、そして感想きこう、と決めた。


それから半年くらい経って、フランスに住む友人にとてもおめでたい出来事があって。
お祝いになにか送ろう、と思った時にこの本のことを思い出して、ハードカバーのとても分厚い2冊を買って、
(文庫も出てるし、海外に送るなら絶対軽いほうがいいのだけれど、この本の装丁からして、ハードカバーのが絶対にかっこいいんだ!)
郵便でたくさんたくさん切手を張って、フランスへと送った。

彼女とは、フランスに行ってからも、(むしろ行ってからのほうが) 共通の趣味の深夜ラジオの話とか、最近見てるアニメの話、映画や漫画の話などをまめにしていて、私がこの本を送るのに最も適した友人だった。
そしてあの長編をきっと読んでくれるだろうと思った。

この本でとても感動したことや、私がこの本を知ったきっかけの記事を印刷したものなんかを手紙にまとめて、
人になにかを本気で進めるのは自己満足かもしれないけれど、とても嬉しいことだなぁなんて思って。

送ってから半年くらいたって、お手紙がとどいた。
(基本的にはLINEでやりとりしてるんだけど、お互いここぞというときは手紙のやりとりをしている。そのお祝い事を知らせてくれたのも手紙だった。)

本の感想をたっぷり書いてくれて、素晴らしい本だ、と言ってくれた。
私は読み終えてから1年以上たっていて、それきり読んでいなかったので、内容に関して忘れかけているところがちょこちょこあって
少し悔しかったけど。

この本を映画化するならキャストはだれがいいか考えた、と手紙に書いたら、
この本は映画じゃなくて、海外ドラマみたいに長いスパンでドラマでじっくりやったほうがいい と返事に書いてあって、
なるほど、確かに。 とうなる。


人に薦めるほど私は全然読書家ではないけれど、とてもいい贈り物ができたなぁと満足したのでした。


そして昨日twitterに書いた別の本の話をまた同じ彼女にして、ぜひ読んでほしい、と伝えた。
こっちの本に関しては書き出すと本気で止まらなくなりそうだから(しかも主にラジオの話に流れてしまうから)twitterにとどめておきます。
あんまりブランドと関係ないことはSNSにも書かないようにしてるけど、見たり読んだりしたものの話とか、行ったライブの話とかを書いてるときは、けっこう心揺さぶられた時の証拠です。



本格小説/水村美苗


明るい夜に出かけて/佐藤多佳子